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お仕事つながりで食事をとるにに出かけた新宿。飽きもせずにウォーリーの物販ブースを見に劇場
バルト9へ顔を出したら、こんなステキな企画上映がされていました。
題して「気まぐれセレクション」。クリスマスシーズンに見たい映画として週替わりで映画が選ばれているのですが、第3週目の20〜26日のタイトルに『ポーラー・エクスプレス』がっ!
公開当時のエントリーを見ても分かるように、大好きですよ。この映画っ!
映画の魅了として映像と音楽のドラッグ的な楽しみ方があるとするなら、この映画は正にそれ。大きな画面と最高の音響で、張り詰めた冬の空気の中で荘厳かつ楽しいクリスマスのメロディに包まれ、巨大な金属のカタマリであるSLの重量を感じ、旅をする快感。映画館で見ることに、これ以上の幸せのない“感覚”エンジョイ映画。
ここで上映を知ることが出来た幸せは、まるでポケットにゴールデンチケットが入っていた主人公の気分。
深夜24:30からの上映に迷わず乗車決定!
これで上映形態が3D版だったら、失禁ものの幸せ。何しろ公開当時はまだまだ3D上映の設備が特殊だったので、都内でも上映館は1館。現在では次世代の上映形態として格段と施設が増えたし、事実バルト9でも3D映画『センター・オブ・ジ・アース』を絶賛上映中。その箱を使用していれば、できるよねっ!できるよねっ! ……と思ったけれど、さすがに2D版でした。もしも来年も特集上映があるなら、ぜひとも3D版で! と、言うか大々的に3D版の再映を希望!
ところがカウンターでチケットを注文すると全席空いているので好きな席が選べると言う……。ちなみに生涯で1度だけ貸切で映画館の上映を見たことがあります。まさか、2度目に……!?
心配は取り越し苦労だったのですが、観客数2。あの機材を動かす経費、人件費を考えると2千円では赤字ですよね、きっと。いろんな意味で映画館に感謝です。願わくば劇中の日付であるクリスマス・イブ(のPM11:50ごろ)には、せめてポーラー・エクスプレスの乗車人数くらいはクリアーされていますように。
この状況を見ると、3D版上映なんて夢のまた夢過ぎる。
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数年ぶりのスクリーンで観る「ポーラー・エクスプレス」は魅力満点。
改めて観ると3D映画を意識したアングルと、パンのゆったりぐあいで平面でも立体的奥行きを満喫できました。
当時、気づいていたのか微妙ですがホーボー(浮浪者)がやたらコーヒーを勧めるのは、夢から覚めることのへの勧誘なんですね。ポーラー・エクスプレスで振舞われるホット・チョコレートが“よく眠れる飲み物”の象徴だと思うと対を成していて、面白い構成だと認識しました。
いや、ポーエク(自己流略称)最高。
誰か一緒に行きません? 自分にとって映画館でこそリピートしたい映画の1本です。
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