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上の画像は
1980年に発売されたプチカ、ドナルドの「エスエル」。なんてことはないキャラポン(カテゴリーにキャラクターをはめるだけの商品)な適当な商品化に思われていそうですが、んなこたぁ〜ない。
そこで動画の登場です。1951年作『リスの汽車ごっこ/Out of Scale』。薄味アベリー系の作品が多いジャック・ハンナ監督作品。
(動画をブログに貼った事がないので、試験、試験。)
見ての通り、この作品の商品化。ファンならば“うひょっ!”て言うセレクトなんですけど、気づいた人はどれくらいいたのかなぁ。いやさ、今だって気づかれているかどうか。
不景気知らずのマニア業界と言われますが、実際にはプレミア市場って下がり傾向で、「今こそ買い時!」って思わされること、しばしば。ですがディズニー・ミニカーは真逆のようです。
ここ数年、新商品の発売は繁茂で、2年前に発売されたムックを見て「しかけたいんだなぁ。」と売り手側の商魂を感じていました。
■amazon.co.jpで
『ディズニートミカコレクション2006』禺画像]を見る
立ち読みだけなので記憶おぼろげなのですが、この本ではプチカは初期の品で珍しいとか煽って紹介されていたような気がします。「ふーん」と他人事のように思っていました。
最近になって初めて知りました。ネットオークションを見ると、このジャンルは熱い熱い! 驚きました。そして自分は悪いけど、ついてけないなぁ。不況知らずはここにあったか! いやいや、買い手も盛り上がっていたとは知りませんでした
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コレクターは自分勝手なので、持っているものに対して評価されるのは悪い気がしません。しかし過度だったり、的外れだと居心地悪いっちゅーか。少なくとも自分の思うところでは、プチカは評価されているように見えません。
ミニカーの1ジャンル、ブランドとして珍重されているようで希少性ばかりを言われ出来や、商品コンセプトは理解されているように思えません。
穴埋めだけのコレクションに成り下がり、限定品だ、なんだと企業に踊らされているのとこれじゃ変わらない。(下手をするとコレクターサイトを敵に回しかねない言い草ですが、すいません。偽りない気持ちです。)
ただモノ集めるのって、金と根気の次第。それなら“その人”じゃなくても出来ると思うんですよね。独自の視点をお持ちの人のサイトって、勉強になるんですが目的主従が逆だと、もはや苦行にしか見えない。……自分もいっぱい苦行してるけどサ! (自滅)
何も分からず珍重するのって、ナウマンゾウのウンコか、首長竜のタマゴの化石か、下手すると石コロかも分からずに集めているようなもんでしょ。そんな状態にお金を出すなら、せめて価値を語れて当然。極端な話、「○月×日に三河屋で売れたジュースは一本!」的なナンセンスな価値観でも……って、たとえ話が全部「ドラ○もん」かよ。orz
健全に“その人”なりのコレクションを楽しめるといいのになぁ。
もちろん、自分も含め。だって、全然できてないもん
ナ。
訳も分からず集めすぎな自分を自戒しつつ、同属嫌悪な感情を吐露。
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画像に使用したパーツ
・プチカ「エスエル」(1980)
・チップとデールのフィギュア
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