週刊マイ・ディズニーランド100号目
2009-09-02


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9/1! ついに100週間(正確には102週間)の長い購読も終わり。三省堂のサービスカウンターでは顔を覚えられた節もある、2年間、毎週の購入。きっと感慨深いものがあるのだろうなぁ、と予想していたのですが、いっさいそんな気持ちは湧き上がりませんでした。だって、本屋としては今後も利用し続けるだろうし、いつでも来られるんだし。

■本誌記事
・アナハイム探訪「リメンバー:ドリームズ・カム・トゥルー」
・キャラクター図鑑「7人の小人」
・ディズニー・ワークス「シリー・シンフォニー」

本誌は、きっと何か楽しいポカをやらかしていないかとワクワク。いつの間にか、ミスを楽しむ体勢にシフトしてしエンジョイした2年間。でも、今週はよく出来た8ページでした。

アナハイム探訪は「リメンバー:ドリームズ・カム・トゥルー」。城の背後に上がる花火ショーを紹介した2ページ。
マッターホーンの山頂から眠れる森の美女の城のてっぺんを結ぶ中空を、ティンカーベルが飛ぶようになったのは1961年のこと。リメンバー:ドリーム・カム・トゥルーでも、ショーの間中、夜空を飛び回る姿を目にできます。
ウマイ説明だなぁ。決して城と山を結ぶ直線に張られたラインの存在は言ってないし、ティンクはあくまでもティンクとして説明しているのに、伝わるものがある。ピアノ線なんかないし、ティンクは人形なんかじゃないんだよ! (……ディズニー的には嬉しくない記事かもしれませんが。)
一日の終わりにあがる大きな花火をラストの紹介記事にもってきたのも成功しています。メインビジュアルのミッキー型にあがる花火も、とてもよい写真です。

キャラクター図鑑は『白雪姫』から「7人の小人」。
若干の違和感。ディズニー版は平仮名表記で「こびと」とするのがデフォルトのような気がしてますが、これはもしかすると出版社による自主規制の問題からくる差かも。

7人で1グループであるせいか、紙面の使いかもぴったり収まっていて小気味良いです。ディズニー版のオリジナリティーを指摘する姿勢も、このシリーズの姿勢として好きなパターン。

ディズニー・ワークス、「シリー・シンフォニー」も珍しく変化がついた紙面構成。年号をすごろくのように配置し、その年代に沿って作品を配したデザインは、実はそんなに意味深くないのですが、楽しそうに見え、頭に入りやすそうです。ピックアップされた作品も妥当に見えるし、今までの構成では入れられないスタッフリストの代わりにシリーズの作品リストを入れてバランスを取った印象。文字情報として拾うべき情報を紙面サイズ2ページにちょうど良く刈り込んでいます。

Did You Know?で二度「みにくいあひるの子」が作られている事に触れているのは良いのですが、比較する旧作の図版がないので知らない人はモヤモヤしそう。

これで本誌はおしまい。
毎号、ジオラマアイテムの解説ページが1ページありますが、今回は名称とざっくりした配置を紹介することに終始。入りきれない全体の組み立て説明は紙面4ページ分の2つ折のペーパーが同封されています。
禺画像] それだけでなく妙に盛りだくさんに見える同封の物体。
本誌、ジオラマアイテムが入ったブリスターケース、グリーンスポンジ、別紙・パーク完成図、アンケートはがき、セレクト・ショップのチラシが入っていました。

セレクトショップのチラシは96号のものとは若干デザインが違っていて、2つ折です。ちなみに購入期限は2週間後。完結のお祭りが気分が覚めないうちに購入を促すねらいのようです。

ジオラマすら置き場に困ってるのに、これ以上何を増やせるか、っつー我が家。あと財政事情も。

これがラストのジオラマアイテム。
禺画像] ■ジオラマアイテム  
・スモールワールド・トイショップ

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