iPhone紛失事件・破急→盗難事件に昇格 (2)
2011-05-18


前回エントリーのつづき)

ひたすら店内にあることを願いつつ、行方不明になったiPhoneの安否を気遣う日々が始まりました。まずはコールしての確認、そして対策方法をネットで確認して、勉強する日々です。

ところが翌日には早速変化がありました。
あれだけコールしても呼び出し音がなかったiPhoneのヤツが、向こうで鳴っているのです。もちろん手元では鳴っている様子はありません。盗まれて、妙な改造が行われているのならば呼び出し音には繋がらないように思えるので、まずは店内の妙なところに入り込んでいたという予想を信じて、営業日を待つしかありません。

そして、充電時間の切れることが心配です。何しろあれだけの人数で探して見つけられなかったiPhone。音を頼りに出来なかったら、見つけることがそうとう困難だと予想されます。調べればiPhone4の充電の使用可能時間の最長は300時間。毎日触っていると、その電源の消費の早さに信じることができませんが、安定した場所で一切操作しなかった場合、そうなるようです。ただし、電波状況が悪い場所では電波の捜索のために、普通よりも消費されるのでもっとも自覚なることが予想されます。少しでもコールをしないようにして充電に長生きしてもらおうと留意。また、お店で少しでも早くその“音による捜索”を依頼するために置手紙をしておきました。

また誰かが勝手に使っている恐れがないかの確認もしておきたいところです。Soft Bank社のオンライン料金確認で確定前の料金の定点観測の開始です。しかし、更新は2日ほど遅れての反映になる為に、即効性はありません。ただ、該当日が来る前から記録をとっておけばより正確な推移が計れるでしょう。

そして営業日がやってきました。
おそらく、コール音で見つけられたiPhoneはとんでもない場所にあったのだろうと思いながらトビラを開けました。しかし、店主たちの反応は予想とは違っていました。「隅から隅まで探したけどないよ。コールはするけど、音は店内から鳴らないよ。」

みんなの頭の上にあったモヤモヤは更に暗雲になりました。

……と、言うことは盗難で確定? いや、でも、時間的になかなかソレは難しい。なぜならiPhoneは不安定とはいえ、電波のある空間に合った。人の出入りはほぼない。先にタッチの差で帰った人が一人いるけれど、あの人が持ち出したのか。仮にA氏としよう。A氏はスマートフォンに興味を示していたが、むしろメカオンチで使いこなせるか心配をしていた。でも、それだけ興味を示しておいて“いたずら”で持ち帰るにはケータイはリスクが大きすぎる。なおかつ、あのメカオンチが演技でなければ、iPhoneの電源を落とすことも出来ないであろう。利用者なら分かるけれど、iPhoneの電源は1アクションではない。カウンターから全てを見渡せる空間で、それを行ったら挙動不審だ。その状態で外へ持ち出せばコールは鳴るはずだ。それに店主曰く「彼は常連だから、そんなことをするとは思いにくい。」という。

B氏はどうだろう。彼とは何度か店で顔をあわせ、A氏よりよっぽど常連に見える。それ以前に、店内一番の年配者でiPhoneどころか、ケータイの操作も苦手だろうと感じる。はたまた、そういうものに興味が無さそうだった。そして懇意に捜索を手伝ってくれた。

C氏はどうだろう。自分の隣に居て言葉を交わした様子、一緒に探してくれた様子からすると、むしろ親切に探してもらった印象だ。それに店の対応からして初めてのお客ではなく、常連のようだ。

ではお店のスタッフが? それはありえない。店に利益どころか信用失墜するし、カウンターの向こうから反対側のものをタイミングからいって持ち出せない。
禺画像]

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[ズッコケ路]

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