クリスマス準備は争奪戦
2009-12-01


禺画像]
既に今年のチャリティオーナメントは入手のための苦行に参加しているのですが、最近はもう一山あって年二回の出動になってしまっています。

今年は一昨年、昨年と続いた貯金箱ではなく、15周年記念ということで15年分のオーナメントの復刻版とスタンドになるツリーのセットがリリースされることになりました。自分は初年度(95年)と翌年(96年)のオーナメントがないので、その2個が特に欲しかったのですが裏を返せば13個はダブリ。その状態で限定品の争奪に参加する煩わしさと価格の6000円に躊躇する部分も大きかったのですが、初期オーナメントの入手の難しさを考えれば、願ってもないチャンス。

開店15分前に到着したときには既に30人ほどの行列が形成されていました。最初は何を目当てにしている人たちか、判然としなかったのですが人員整理に来た店員さんの案内とそれに対する反応で、すべてのお客さんがこの商品を目当てにしていることが分かりました。新宿店での入荷数は90個。(全国のうち19店舗で合計800個の販売)

その数の告知と、店員さんの「数が少ないのでお一人様、1つ限りでお願いします」のアナウンスに列では軽いどよめきが。自分の前にいた女性は、やや必死気味に「1個買った後に、もう一度並んでもいいですか?」と質問。「残っているようでしたら、大丈夫です。」との回答に、変な盛り上がりを見せていました。

自分自身も、もしも複数購入できるなら友人からひとつ欲しいと言付かっていたので喜ばすことが出来るかもと思いました。

自分の後ろのご年配の男性は携帯電話でしきりに連絡を取り合っていて、どうやら他の店舗に並んでいる仲間と情報交換。整理券が配られれているとか、こちらはまだだとか、そんな内容をやり取りしています。

欲しくて並んでいるのだから、すべてご同輩といえる状況なんですが、やっぱりひきますよね……。全体的に年齢層の高めの行列だったので押し合いへし合いや、駆け足ダッシュの危険性がないのはいいのですが、落ち着いて見える列が、どこか殺伐とした印象もあってかえって怖い部分もあったりして。

自分は一人で来たので、文庫本を読みながら待って過ごしていました。 やがて整理券が配られて自分は30番台中盤。買えることが確定してほっとしました。

1個購入できた後も、列は締め切られていなかったので同じ人に挟まれる順序で2週目。さすがに3個買っている人はいなさそうでしたが……果たして。気になるのは携帯電話で連絡を取り合って購入していた御仁の、その後の商品の行方。そんなにかき集めてどこへ、どうするのやら。そんなに贈り物したい相手がいるのか、他人事ながら気になってしまいました。

禺画像] 荷物は思ったよりも大きな箱で、たとえるなら小型のコタツの天板を持ち歩くような状態。板2枚とオーナメントで、なぜこんなに大型パッケージになるのか不思議でしたが、多くは梱包財である発泡スチロール。オーナメントを収めた箱はお重の1段分くらいの分量。収納は、なんとかなりそうです。
禺画像]
▼高島屋チャリティ・サンタオーナメント関連エントリー一覧へ
[X'masソリ軌跡]

コメント(全3件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット