PVC figurine/スプラッシュ・マウンテン2nd('90s)東京ディズニーランド限定
2009-06-12


禺画像]
東京ディズニーランドの「スプラッシュ・マウンテン」オープン時にはなかったショップが90年代後半、出口側に出来て、同時にオリジナルの商品がたくさん並ぶようになりました。前回紹介したPVCも、そのショップに並んだものです。
1年もたたないでラインナップが追加されたので、尻尾をふりふりと手にとって見れば裏面の刻印を見ての通り、日本オリジナル商品。
そういう色眼鏡で見てしまったせいか、当初の商品印象はイマイチでした。
禺画像] まずは素材。軟質ゴムのような手触りは慣れた手触りではなかったし、表現もかわいさを強調した日本的な表現。
何よりもラインナップが「南部の唄」には登場しない、アトラクション・オンリーのキャラクターだったからです。当時は“日本の企画者はわかってないなぁ……”と思ったのですが、数年後意識は変わりました。

アナハイム・ディズニーランドのピクトリアルスーベニア(パークのパンフレットのようなお土産用冊子)の70年代後半版の裏表紙には1974〜1988年までトゥモローランドのイノベンションにあった「アメリカ・シングス」のオーディオアニマトロニクスが大写しにされています。
禺画像] あれれ、これは「スプラッシュ・マウンテン」のヒルビリー・アリゲーターではないですか。移築組のキャラクターだと気づいたら、何かもっとディープな世界に踏み込んだような知的興奮があって、一気に愛着倍加。(※無用な知識!)むしろ日本のオリジナル・フィギュアはとんでもなくディープなモチーフなんだと嬉しくなってしまいました。(※バカです。)
「週刊マイディズニーランド」71号で具体的な裏が取れて、ますます愛着が持てるようになりました。(ヲイ)
禺画像] 一個350円で楽しめる彫像というだけでなく、実はスプラッシュ〜までのオーディオアニマトロニクスの歴史を(おそらく知らずに)盛り込んでいた、この商品。自分の中ではかなりのコストパフォーマンスの高いアイテムに変貌したのでした。
[ディズニーst.]
[PVCの細道]

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