新文芸座「アイアンマン」「ワイルド・バレット」連日名画座
2009-01-15


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昨日に引き続き、連日の映画漬け。
「アイアンマン」を目当てに、池袋の新文芸座へ。併映に関してはまったく知識を入れない状態での鑑賞。

『アイアンマン(2008・米/ソニー)』
いい意味で期待通りの出来で、追いかけてでも鑑賞できたことに満足。 原作などの予備知識の少ない自分でもスンナリと入れる設定。 冒頭に中盤の盛り上げを見せて、そこに至るまでを見せる語りは、“もしかしおて、かなり先までアイアンマンの動くところ見られないのかな?”と言う不安があったけど、心配無用でした。テンポの良さでダレることなく一気に展開。
自分の作った兵器でピンチに陥る武器商人という基本的な設定、動機も嫌味のない程度のテーマ提示で、エンターテイメントとして調度いいさじ加減。
個人的な希望としてはアイアンモンガーの活躍にもっとこけおどしというか、インパクト的なものを期待していたので、もう少し暴れるところを見ていたかった〜。

『ワイルド・バレット (原題:Runnning Scared 2006・独=米) 』
どうやらサスペンス映画らしいけど……、と同じ料金で見られるならと見たオマケ鑑賞の一本。
■ワイルド・バレット公式HP:[URL]

事件で使用されたヤバい銃を隠蔽していた家庭の家族構成は老いた父と妻、そして独り息子。息子のところには隣のロシア人家族の息子がよく遊びに来る。その子が銃を持ち出し、義理の父へ発砲してから終わらない悪夢が始まる。

次から次へと起こる不運の偶然と出会い。それでも最悪の事態からはスレスレで回避される精神的なスリル満点のシチュエーションが展開。よく出来た映画ですが、このシビレを含んだ悪夢に2時間付き合うのは精神的に疲れました。それでも少年2人を主軸に、“最悪”に陥らない逆説的な安心感を楽しめたので、映画的な完成度は十二分に堪能出来ました。

エンドクレジットにストーリーをなぞるアニメーションがあったので、すごくお得な気分になれ、同時にダーク・ファンタジーとして楽しむスタンスがより明確に受け取ることが出来たので、上手い構成だと思わされました。

見た順序的に、こちらを広範囲下ことをちょっと後悔……。
そして『アイアンマン』同様、極限シチュエーションを見せて、そこに至るまでを振り返る導入部、という構成がカブっていた点が、ちょっと損した気分。
[エンタメ雑感記]

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