週刊マイ・ディズニーランド18冊目
2008-01-29


禺画像]
前号に引き続き、ウォルトにゆかりの強いパーツが続き、何か盛り上がってるムードすらある『週刊マイ・ディズニーランド』の第18号です。
さーて、今週のお献立は?

■ジオラマパーツ
・メインストリート駅(階段)
・ウォルトのランプ
・シティホールと消防署

■本誌記事
・アナハイム探訪「ドナルドのボート」
・キャラクター図鑑「デイジーダック」
・ディズニー・ワークス「トイ・ストーリー2」

本誌は、もう言うの疲れました。
今週の見所は幼児雑誌のようなイラストが並ぶ見開きがあるキャラクター図鑑。眺めて楽しむ雑誌を目指すならば、それなりの図版が必要だと思いますよ。正直、商品用イラストが並んでても、ライセンス用のスタイルシートにしか見えません。記事も薄すぎて……。

そしてディズニーワークス「トイ・ストーリー2」本文中。
また、ウッディを盗んだアルがそれを売るために電話でやりとりする日本のコレクターは、実在する「ブリキのおもちゃ博物館」の館長です。

間違いです。
本編で小西さんて言ってるでしょー。見てないなぁ。
確かに日本でもっとも有名なブリキのおもちちゃ博物館の館長はモデルであり、その展示が作品へのヒントを与えていることは否定しません。でも、コレクターをある種否定的に描く『トイ・ストーリー2』において、そのモデルが実在の人物だと名指しにするのは失礼すぎやしませんか? スタッフはきちんと固有名詞ズラしてますよ。

本編で発音されるコニシさんはピクサーで働く日本人スタッフから取られた名前。名前の元になったコニシさんはブリキの博物館の館長ではないはずですよ。

なんか、もう、本はドーデモ、イーヤー。

禺画像] ジオラマパーツは、軽いクライマックスです。
最後だろうと予測していた「パートナーズ像」は20号のリリースだし、ここ数号のウォルトづくしのリリースは、燃え尽きそうな購買者へのエールなのでしょうか。(たぶん違う)

消防士は欧米文化ではもっとも尊敬され、子供が憧れる人気ナンバー1の職業ですが、ディズニーランドではそれに輪をかけて意味のある空間が消防署(画像右の二階が開いている建物)です。

当初、完成後には園内に住むことを考えていたウォルトは消防署の二階にプライベートルームを用意していました。残念ながら実際には住むまでには至らず、宿泊の空間として利用するに留まったようですが、ウォルトの家がそこにもあったと言っていい場所でしょう。
付属するランプはその部屋にある調度品を再現したアイテムです。

その空間を開閉式で作ったアイデア。なかなか味なことしてくれます。1cmにも満たないランプは失くしてしまいそうな大きさですが、その豆粒のようなランプを、これまたマッチ箱の半分にも満たない大きさの消防署を開けて収納する。細工物の好きなアジア人としてワクワクせずにはいられません。失くさないように細心の注意を持って扱うことに留意!

基本的にこの部屋は一般公開されていませんんが、数年前のTVスペシャルで日本の視聴者に紹介される機会がありました。
禺画像] もうひとつのジオラマパーツは先週の駅舎を乗せる台座。これでホームと一体になりました。バンザイ。

しかし、最近気になるのでスがパーツ組み合わせによる位置決めのケアのなさ。小さな世界もそうだし、この駅もそうなのですが、組み合わせのガイドになるような凹凸、もしくは印がないのでカキッとはまった感じがしない。完成の実感が味わえない。そして、接着の指示がないので、本当に積み木と同義のグラグラ状態。これは、不安定でイカン。結局、最終号が届くまで組み立てはおあずけみたいです。

毎週楽しめる要素がもっと欲しいョ〜。


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[誌紙道]

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