ノック!ノック!ようこそベアー山
2007-10-17


禺画像]
ひと月くらい前になるでしょうか。マニアがいなさそうな場所なのに、どっぷり濃い話になりました。相手は初対面とまではいかなくとも、数回会ったくらいでやっと顔と名前が一致するくらい。例えて言うなら、馴染みの飲み屋でたまたま常連のお客さんと話が合った、と想像してもらえばよさそう。
同じ趣味で話が盛り上がっただけなら軽いけれど今回は珍しく、自分が説教される側(笑)。

ジムヘンソン・プロダクションがディズニーチャンネルの為に制作した「ベアー・イン・ザ・ビッグ・ブルー・ハウス/Bear in the Big Blue House」は1997年スタート。いわゆる“マペット”番組なんですが、これがまた、既成観念がハズれるくらい彼らの動きが自由自在。そして個性的なキャラクター配置、デザインもカラーもビビットでキュート。たまらない。

自分が最初に「ベア」に出会ったのは、輸入雑貨店。たくさんの商品を見て、これイイな、と気になるところからスタート。1999年にフロリダのショーで実物の彼らに出会って更に惹かれました。浪々とカントリーソングを歌うベアーの歌唱力もすばらしかったですが、それより何より彼らの動きたるや。
禺画像]
IMDb「Bear in the Big Blue House」:[URL]index.html
Wikipedia(英語)「Bear in the Big Blue House」:[URL]
(ああ、よく出来ていたオフィシャルHPがなくなっている……。しょうがないのでデータを↑。)

マペットのファンなら当たり前の話ですが、彼らの顔には左手が入り“パペット”し表情が作られます。小さいキャラクターならば残りの腕で手を“マリオネット”しながら動かします。双方を使うから“マペット”と呼び、“マペット”は創始者ジム・ヘンソンの造語です。(だから、芸人“パペットマペット”の名前はずっと理解に苦しんでいます。あれは“ペットペット”だろ。それ以前にジム・ヘンソンから許諾とってんの?)

ビッグバードみたいな大きなキャラクターは左手を上にして、左手の中身は空っぽ。空の左手は釣り糸で右手に連動していて、片手で両手の演技をしています。 この基礎知識があるだけで「セサミストリート」はじめ、マペット番組を見ると本当に驚きの連続です。

ベアーの驚きたるや、グニングニンと首回りも動くし、動きの自由さはかつて見たことのない柔らかさ。大きさの違うキャラクターとの掛け合いも見事。そのキャラクター性に惚れて、キャラクターグッズもわらわらと購入して帰国するに至りました。

日本での放送を心待ちにしていたのですが、最近ケーブルでやってるのを知りつつ、契約もしてないし放っていました。そして、怒られたのです。
知らないうちに地上波、テレビ愛知で放送され、開始してから既に数年が経過していたのです。
邦題は「ノック!ノック!ようこそベアーハウス」!

テレビ愛知「ノック!ノック!ようこそベアーハウス」HP:http://www.tv-aichi.co.jp/bear/index.html

うわっ……。
……センスない邦題だな。原語タイトルは「B…B…B」になってるからカッコいいのに。いや、地上波でやってくれた功績だけで歓迎しましょう。

「ファンなのに、知らなかったの?」
「見なきゃダメ! DVD買わなきゃ!」
「声やってる人は……。」
「CDは持ってる? 貸してあげる!」
もう、いつもと立場逆です(笑)。タジタジ。
モノズキ山の濃い人種は、時と場所を選ばないと改めて思った事件でした。
つーか、DVDはリージョン1やんか!(笑)



続きを読む

[日常雑記]
[ディズニーst.]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット