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どれだけの人が知っているといってくれるか微妙ですが、ディズニー映画「ベットかざりとほうき」と言う作品があります。米1971年公開の作品で実写とアニメの合成がある映画です。「メリーポピンズ」のようにアニメの世界に入ってしまうシーンがあります。ディズニープロダクション50周年記念作品としてそれなりに鳴り物入りの公開だったのですが最近ではすっかり忘れられた作品になりました。
そんなマイナーとも言える作品のグッズを知って物欲がムクムクともたげてくるのがマニアの悪い癖です。映画で登場する動物達のサッカーシークエンスに登場するキャラクターがドイツのBULLY社からPVCフィギュア、キンダーサプライズでもリリースされていることを知り、長らく探していました。
幸い
頼んだらBULLYのPVCを探して貰うことが出来たので到着を楽しみにしていました。今回は先着した4キャラクターだけですがサッカーチームの黄色組と青組はこの4種で全て。心の中では試合開始の幻影が浮かびます。
残るは王様ライオンのみ。
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[2007/05/01キングライオン画像追加]
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映画のシークエンスとしては見せ場であるサッカーですが、ストーリーの中ではそんなに比重の強いものではなく、実写の主人公たちを差し置いて立体化されているなんてなんだか不思議です。しかも映画は1971年の作品なのにフィギュアのリリースは1981年。なんとも不思議なタイムラグです。
これには訳があるようです。それはこの切手が物語ってます。
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ANGUILLAで1982年に発行された切手ですが、「ベットかざりとほうき」のキャラクターたちがフィーチャーされています。表示に注目すると82年スペイン・ワールドカップの切手だと気づかされます。どうやらこの時期、イメージキャラとして彼らが露出していたようです。
それで納得するのが映画の時には名前がハッキリしていなかったし、エンサイクロペディアを開いても名前がない彼らにそれぞれエミール・エレファント(象)、クラウス・シュトラウス(ダチョウ)、コンラッド・クロコダイル(ワニ)、グレゴール・ゴリラ(ゴリラ)と名前がつけられていたのにも納得です。
もう、重箱の隅も良い所ですが知られざるディズニーキャラクターの名前なんて、いかもマニアには大切な情報です。
ちなみに映画の中のサッカーシークエンスは天才ウォード・キンボールの仕事。ドタバタを楽しめます。
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