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友人が大好きな作品という事で知り、以前から気になっていた作品です。多くの人が間違える思い込みは自分にもありました。中央に居る目のクリクリした豚がシャーロットだと思っていたのに違うと正されたのは7、8年前アニメ版のビジュアルを前にした時でした。そう、シャーロットはブタのウィルバーが見つめるクモだっのです。
「シャーロットのおくりもの」はのアニメ版の製作年は1973年。世代的にズレているのか、その友人を介すまでまったく意識したことが無いタイトルだした。趣味が似通った友人なので見たらきっと気に入るだろうと引っかかりました。
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未だアニメ版は未見ですが原作本を読み、好きな作品の一つになりました。 実写映画版が公開されると知って驚き、友人共々愉しみにしていました。 前評判も上々。
期待通りの心に残る素晴らしい作品に仕上がっていました。
ストーリーはかなり原作に忠実な流れで、イメージをすごいく守っています。映画独自で突出してる印象は2匹のカラスのキャラクターでした。ボケぶりやネズミのテムプルトンに立ちはだかる困難として劇的にエンターテインメントとして一味加える程度と言うところで、なかなか良い役回りだと思います。
もう一つ原作との違いを感じたのは少女ファーンのポジション。原作ではもっと動物たちとベッタリ仲間という印象で居たのですが、微妙な距離感を感じました。しかし、考えてみれば余りに仲間だと人間であるファーンが手を下せば済むのではないかと思える問題もあるし、後半では成長を描くお膳立てとして一歩踏み込んだ適切な処理だったのかもしれません。
原作ファンにとって一本取られた! と、思ってしまったのがオープニングとエンディングのイラストレーションを加工したアニメーション。友人は「あれ?アニメーション作品なの?」とOPに戸惑ったと言っていました。いえいえ、あれは原作の挿絵を意識したアニメーション、知っているとあの画像だけで胸がいっぱい。始まったとたんに敗北宣言でした。もう、幸せで幸せで。
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映画館の入り口に冒頭の図版とこの図版の2種のポスターが飾られていたのですが、当初、色違いがあるのだと軽い認識で居ました。映画を観終わったあと意味のあるものだと気づくと、うなってしまいました。旨い! つくづく作り手に恵まれた映画だと思わされました。
年始から幸せな一本、これにして良かったと心底言える作品でした。
今回の実写映画公開のおかげで
1973年のオリジナル・アニメ版のソフトもリリースされました。禺画像]そちらも見ることが出来るようになって嬉しい今日このごろです。
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