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先週のお話。
お昼ご飯に焼きそばを食べたのですが、どうも違和感が……。
先日抜いた親知らずの穴に何かカケラが入ったのか、気になってしょうがない。
そもそも、左右の親知らずのうち、後に抜いた左側の抜き跡は、最初のものに比べて締まるスピードが遅いように感じていました。
右が順調に火山の火口のようになっていったのに、左は「オバケのQ太郎」のU子さんのクチビルか、「飛べ!孫悟空」の三蔵法師(つまりチョーさんのクチビル)のようになっていく。傷口はすぼまっているのに、歯茎の肉がピョっと張り出すように腫れているのです。
左は
右に比べて
苦労していたので、きっとそれで治りに差があるのだと納得していました。
どうもその出っ張りに食べ物のカケラが引っかかったようなのです。
手ではどうも上手くいかず歯ブラシでチョイ、チョイとかき出し、軽い格闘の末、摘出成功。3mm程度のキャベツの根っこのようなもの……と、思いポイッと捨てました。捨てるときに「ずいぶん硬いキャベツだな、まるで歯のカケラみたいだ。」と思いながら。
変化は数日もかかりませんでした。あれよ、あれよと言ううちにU子さんのクチビルは消えてゆき、ハタと気がついたのです。あれはキャベツではなく歯のカケラだったのだと。
約一ヶ月のスピードでアゴのそばからゆっくり押し上げてプッと吐き出すように出された異物。漫画『ブラックジャック』の中で、注射針が刺した穴から吐き出される話を思い浮かべました。
人体ってすごい。
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