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昨年6月に発売されコンビニ店頭にも並んだミニフィギュア。コンビニに並ぶコレクションフィギュアと言えば、価格抑え目なものが多い中この商品は1つ約千円の価格設定。そのままディスプレイに使えるプラスチックケースに収められ、“良い物”感を強調された仕様でしたが、先発の通常コミニカ・キーチェーンコレクションの同様(各780円)、ハイソな人間向けで自分なんかお呼びでないような印象を受けました(被害妄想)。何しろ、当時現金を殆ど持ち合わせず、子供のお小遣いよりも少ない資金で振り絞って買ったのが、この3つ。3つで約三千円と言うだけで、自分には目が回る出費でした。
フィギュアを見ると分かるのですが、後頭部にはキーチェーンを差し込む位置を記した凹みがあり、キーチェーンコレクションでラインナップする予定があったような形跡があります。キーチェーンシリーズだって充分に高いのに、プラケースで値上げって貧乏人には厳しい。
……と値段の文句ばかりを書くような結果になり、貧乏人がそんなフィギュアを買ったのかい? と友人にツッコまれるのが嫌でエントリーは封印。
紹介したつもりでいたのに、今回振り返ったら、そんな体たらくでした。
他の話題とつながらないので一年遅れですがエントリー公開モードへシフトです。
冒頭画像はシリーズの通しナンバー1の「トトロとメイ・やさい」。塚森の木の下でトトロと一緒に眠るシーンの立体化。ほのぼのとしたムードが木漏れ日のやさしい光まで感じさせてくれるような立体です。
禺画像] 出来は確かに良いんですよ。トトロの傘の棒には金属を使用するなど、強度の面でも気配りが見られるし、分割も目立たせないようにしているパーツ構成は妥協を許さないこだわりを感じます。
中身を全ての方向からむせるクリアパッケージが功を奏したのか、値段の割りにコンビにの棚から消えるスピードも速いと感じました。(いやさ、僕だけが貧乏人という事だったのですよ。きっと。)
禺画像] ネコバスはこのラインナップのほかに走りポーズがあり、その存在に気づくのが遅れて、結局停車イメージを購入してしまいました。もし、二者択一ならば動きの魅力を立体的に再現した方が欲しかったなぁ。
価格とクオリティの両方の面でがんばっているのを感じる商品を多く見ていると、一方で高くて出来がいいのは当たり前とも思ってしまう自分です。
その意味で、この商品の出来を褒めるのはどうも当たり前のようにも思えてしまう、わがままなファンなのでした。
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