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1966年クリスマスシーズンのTVスペシャルとして製作された名作絵本のアニメ化。アメリカでは毎年再放送される定番プログラムになっていると聞きます。
ルーニーテューンズのロード・ランナーシリーズでお馴染みチャック・ジョーンズ監督作品。グリンチが作戦を考える姿はワイリー・コヨーテの間合いを彷彿させます。
プロデュースはチャック・ジョーンズとセオドア・ガイゼル。ガイゼルは原作者Dr.スースの本名です。膨らまされたエピソードも原作者の参加でイメージ通り。特に挿入歌はDr.スースが書き下ろしたオリジナルナンバーで、韻を踏むスース文体を堪能できます。
ナレーション、グリンチの声、挿入歌は怪奇俳優としておなじみのボリス・カーロフ。怪物の悲しさを知っている人だからこそ出せる異形の者の哀愁をかもし出しています。
原作に比べて犬のマックスの存在感が大きく、グリンチに翻弄される姿は笑いを誘い、かわいさも引き立っています。
人よりも2サイズ小さいグリンチのハートが目覚める瞬間はチャーミングで素敵です。
雪の結晶が降るOP他、多くのイメージが実写版のグリンチでストレートに再現されています。映画の原点が絵本だけでなくアニメーションなのが見て取れます。
多くの作品同様、
実写版禺画像]の成功は稀有です。原作が有名絵本でであっても日本でのアピールは低く、この手に当たりがない印象なのも確か。自分にとっても映像作品で推す”グリンチ”は実写版ではなく、このアニメーション・バージョンです。実写版も決して悪くはないんですけどね。
画像のサインはフロリダ、ユニバーサル・エスケープの中にあるDr.スースの世界を堪能できるゾーン”スース・ランディング”で購入したもの。
ぬいぐるみのグリンチ(……ぬいぐるみ言うなよ。)がパッケージにサインを入れたものです。サイン入りと言う特典付き商品なはずですが、喜ぶ人は少ないでしょうね。(^^;
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▲奥の壇上がグリンチ。手前の赤青のキャラクターは『ハットしてキャット/
CAT IN THE HAT禺画像]』のモノ1号と2号。
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グリンチ(英語版)VHSビデオ禺画像]
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